くじら日誌:イラスト講座その1 「人物の描き方 顔編」
どうも、昨日に引き続きブログを担当させていただきます
くじら観覧車のグラフィックデザイン担当のねろ,です(゜-゜)
さて、今回から「毎週木曜日にイラスト講座をやれ」と、もぐらから指令が出ましたので更新していきたいと思います!
私も講座は一度やってみたかったのでとても楽しみです!
最初のテーマは「人物」特に「顔」です。
なんだ、同人系のイラストなのか・・・と思ったハンドメイド作家さん、大丈夫でございます。
同人作家さんにもハンドメイド作家さんにも役立つイラスト講座にしていく予定です。
それでは早速講座に入って行きましょう(^_^)/
アタリ~着色まで
ざっくりと、と書いた手前重要なポイントだけ押さえて解説します。
1~4 「アタリの取り方」
丸→十字線→下あご→顔描き込み という順番で描く人もいれば
いきなり目や髪の毛から描き出す人もいると思います。
ぶっちゃけどんな描き方でもイイです、出来がよければ耳から描いたって問題ありません。自分の一番上手い描き方で描いてください。
(迷っている人には丸→十字線の描き方をおススメします)
押さえておきたいのは、「丸が含む顔の範囲」です。
今回のサンプルイラストでは鼻の下くらいまでの範囲が入っています。
各パーツの幅を少し広めで等間隔に描いています。
実際自分の顔のパーツを触ると分かりますが、大体等間隔です。さらにイラストでは等間隔にすることで全体に落ち着きが出るという効果もあったりなかったりです苦笑
また顔のパーツは近くて大きい程幼く、離れて小さいほど大人びて見えます。
赤ちゃんの写真と大人の写真を見比べると分かりやすいかと思います。
サンプルイラストのパーツを変形させただけですが、大きさと位置を変えるだけでこれくらいの差がでます。
まとめ
「丸が含む顔の範囲」が変わると「頭」の大きさが変わるという事です。
これにより年齢や性別の描き分けがしやすくなります。
後は好みの位置にパーツを配置していくだけ、です^^
5~8 「下書きと着色」
つづいて下書きから着色の段階です。
ここで押さえておきたいのは「絵柄」です。
ハンドメイドの人も同人の人も、キャラクターを描く際には自分の絵柄というのがあると思います。
自分の絵をアピールする最大のポイントといっても良いかもしれません。
下書きと着色ではそこを意識していきましょう。
絵柄に悩んでいる人へ
自分の絵柄って、自分らしい絵ってなんだろう・・・みたいな感じに悩んでいる人もいると思います。私もそうです、今でもそうです。
もう一度言います、今でもそうです!
そんなもんです。
漫画で連載とか、長期的に同じキャラクターを描かなくてはいけない仕事以外、固執してまで絵柄の維持はしなくて良いと私は思います。
もちろん、自分の好きな絵というのは持っていた方がいいです。(萌え系、リアル系、SDキャラetc...)
ですがそれも時期によって変わったりもしますし、絵が上達すれば絵柄も変わります。
あと、自分の絵柄変わったなって思っても、他の人から見ると大して変わってないって事もあるので笑
話を戻します。
下書きの段階で特に絵柄を象徴するのは目と髪の毛の描き方でしょう。
萌え系、ギャルゲ―とかエロゲーというジャンルだと
目が大きくて毛先を細かく分けて描く、というのがオーソドックス。(例外もあります)
みたいな
参考にする作家さんによって目指す方向は変わってくると思うので
模写をしたり、たくさんの作品を見たりして特徴を掴みましょう。
参考までに、ぱっと思いついた目の種類をいくつか載せておきます。
着色についても同じ事が言えます。
参考にする作家さんの作品をたくさん見て技術を盗む事が大事だと思います。
※補足として各パーツの描き方の講座も作るつもりです
まとめ
色んな作家さんの作品を見て技術を向上させよう!
描くことも大事ですが、観察することが最も大事という事です。
「SDキャラについて」
ハンドメイドの作家さんの場合、頭身の低いSDキャラを描く人が多いのではないでしょうか?
そこで、ざっくりとSDキャラの描き方についても解説します。
基本的には先程の人物の描き方を同じ手順です。
考え方もほぼ同じ。
普通のキャラクターとSDキャラとの違いは、デフォルメの度合いです。
デフォルメというと、「簡略化すること」と捉えられがちですが
デフォルメは、「簡略化しつつ、特徴を目立たせること」です。(個人の意見です)
写真→イラスト→SDキャラ という具合にデフォルメされていきます。
サンプルでいう特徴は耳と目です。
耳と目を大きく描く事で、そのキャラクターの特徴が強調されます。
(お花の髪飾りを付けているなら髪飾りを大きく描く、等)
あくまでこれは一つの方法なので、他の描き方もあると思います。
まとめ
キャラの特徴を目立たせる!
キャラクターにアピールポイントを作ると上手く描けます。
さて、これで第1回目のイラスト講座を終わりにしようと思います
いかがでしたでしょうか?
あくまで個人的な考え方なので、この方法が1番ではありませんが
描き方を変える事で飛躍的に成長できる時もありますので、是非試してみてください。
また、講座を見たけど説明不足過ぎて分かんないという方、ここ間違ってるんじゃないの?とご指摘いただける方は
コメントやメールをしていただければお返事するか、捕捉説明の講座を作ります。
ゆるーくながーくやっていきたいと思っているので、気長にお付き合いください(゜-゜)
それでは、次回もお楽しみに!